dsc07070.jpg dji_0342.jpg img20230428092322596206.jpg img20230426085434323693.png img_7067.png

【期間限定販売】
足柄上郡大井町産の新栗「ぽろたん」。

 

完売御礼!

おかげさまで完売となりました。ありがとうございました。

img_0432.jpg img_0402.jpg img_0388.jpg img_0391.jpg

もん茶々と同じ足柄上郡大井町で栽培された「ぽろたん」という品種の栗を期間限定で販売中です。
「ぽろたん」は、果実が大きく食味に優れ、渋皮が簡単に剥きやすい和栗の品種です。渋皮がポロンと剥けることと、広く愛されて欲しいとの願いを込めて「ぽろたん」と命名されました。モンブランなど、和洋菓子に加工される品種です。
 

2023年新栗 「ぽろたん」 1kg入り

自社畑で苗木から育て、2023年秋、今年から収穫し始めた新栗です。
※1袋1kg入り。サイズはM・Lミックスです。
¥1,500(税込)送料別途
 

 

神奈川県足柄上郡中井地区。

神奈川県西部の丹沢・箱根山麓一帯。
相模原市、南足柄市、小田原市、秦野市、厚木市、中井町、愛川町、山北町、松田町、湯河原町、真鶴町、開成町、清川村では古くからお茶の生産が行われてきました。「足柄茶」と呼ばれ、神奈川県を代表するお茶として長年愛されてきた銘茶です。
このエリアの気候・風土がお茶栽培に適し、特に「味と香り」に優れたお茶が生産されてきました。
 
「丹沢おろし」と呼ばれる、冬に吹き下ろす冷たい季節風。昼夜の大きな寒暖差。これらの気候や風土が美味しい茶葉を育み、旨味成分のアミノ酸も豊富に含まれ、渋み成分のタンニン、繊維質が少ないことで「味と香り」が際立ちます。

 
 

茶畑のある原風景を守りたい。

このエリアの茶葉づくりは、1923年の関東大震災により大きな被害を受けた山村の産業復興策として導入され、産地化されたことが始まりです。
 
日本の原風景が残る、丹沢・箱根山麓一帯の山間部のお茶づくりですが、茶葉の生産農家さんも高齢化が進み、茶畑の営農事業存続が難しくなってきているのも現実です。
 
15年ほど前「茶畑を引き継いでくれないか」、そんな相談が持ち込まれました。地元中井町で生まれ育ち、茶畑のある風景を見て育った私は、この風景がなくなるのは寂しいことだと思い、茶畑の風景をなんとか守らないと、という思いから、本業である冨士建設の土木建設業用重機などを駆使してなんとか営農を継続。2022年には荒茶工場も完成して、どうにか自社製茶として販売できることろまできました。

2022年度に完成した荒茶工場。
 

丹精込めて育てた、もん茶々の一葉。

茶葉生産農家から引き継いだ貴重なお茶畑。その風景を守るためは、茶葉の育成からお茶葉の加工製造、そして販売まで行わないといけません。本業の土木建設業とはまったく異なった農業ですが、1次産業を守ることが風景を維持することと信じて、もん茶々をみなさまにお届けしたいと思います。

2023年、今年の一番茶をお届けします。

2023年の一番茶は、例年よりも早い摘み取りになりました。
4月に入って気温の高い日が続いた後、また雨の日が続いたりと、気候が不順で遅霜の心配もありました。16日の日曜日は都内で雹が降ったとニュースになりましたが、こちらでは特に被害もなく、予定していた月末よりも早く、22日の土曜日から摘み取りを行いました。その後25日の火曜日から気温が下がり、26日水曜日は大雨の一日となったので、ちょうどいいタイミングで摘み取りを終えることができました。例年より早目ですが、しっかりと茶葉も育っていますので、新茶の味と香りをお楽しみ下さい。

2023年 一番茶 200g入り

2023年、中井町の茶畑で最初に摘んだ一番茶です。すべて自社畑で収穫し、自社工場で製茶した荒茶になります。
※1袋200g入り。保存に便利な「チャック付き」

¥800(税・送料込)

 

2023年 一番茶 100g入り

2023年、中井町の茶畑で最初に摘んだ一番茶です。すべて自社畑で収穫し、自社工場で製茶した荒茶の100g入りです。
※1袋100g入り

¥500(税・送料込)

お買い求めはこちらの直売サイトから。
オープン記念として、送料を無料とさせていただきます。


美味しいお茶の淹れ方

その1

1人分でおよそ2gの茶葉を入れます


 
適量の茶葉を用意します。目安は2人で4g(家庭にあるスプーン2杯分)。

その2

お湯の温度は70〜80度に


 
沸騰したお湯を茶碗や湯ざましに入れて冷ましてから、茶葉を入れた急須に注ぎます。

その3

60秒くらい待ちます


 
湯冷まししたお湯を急須に注ぎ、60秒くらいお茶が出るのを待ちます。

その4

茶葉が開きます


 
写真のように茶葉が開いてきます。

その5

少量づつ注ぎ分けます


 
少量ずつ注ぎ分け、味を均等にします。最後の一滴までしっかり注ぎ切るようにします。

その6

2煎目、3煎目も美味しいです


 
2、3煎目はお湯を入れてから1分くらい待ちます。

もん茶々からのメッセージ

生まれ育った風景を未来へつなぎたい。

私の生まれ育った中井町。時代が進むにつれて、小さい頃から見てきた風景が変わっていくことは当然です。しかし、お茶畑の多くが耕作放棄になり、野生動物たちの巣窟になってしまうと、さらに住環境として荒らされてしまいます。人間と自然が共存するためには、一度手を入れた自然は、私達の責任で何とか維持保全していくことが求められていると思います。先代の多くの方が苦労して作り上げてきたこの風景を、少しでも未来へ残していくために、微力ながらこのような取り組みを始めてみました。ぜひ中井町のお茶を一度召し上がってみて下さい。

もん茶々代表 文字正和